南魚沼～越後妻有の温泉旅 ⑥ 松之山温泉「和泉屋」さん（再訪）【番外編】

前回の続きです。

松之山地区にある自然科学館・越後松之山「森の学校」キョロロを出発して国道353号線に戻り、県道80号線経由で、暗くなる前にひたすら松之山温泉に向かって走って行きました。

そして、以前数回来たことのある懐かしい松之山温泉街入口に右折して入り、温泉街でも奥の方に位置する懐かしい和泉屋さんに到着しました･･･前回同様、感じ良くて親切なお宿のご主人が明るい笑顔で出迎えてくださいましたので、何だか自分たちの親戚の家にでも帰って来た感じがしました。

この温泉旅館は、全５室のこじんまりとしていて落ち着いた雰囲気の和風旅館で、客室数と同じ数の貸切風呂（内湯２ヶ所・露天風呂３ヶ所）があり、空いていれば何回でも無料で利用出来ます。（１回あたり40分の時間制限あり）

また、2020年に全ての客室は「和洋室タイプ」にリニューアルされ、寝心地が良く安眠出来るシモンズ製セミダブルベッドが備え付けられていて、各客室は全く違う内装・レイアウトになっているとのことです。

前回は昨年10月にお世話になりましたが、以上の素晴らしい条件に加えて、自分たちが大好きな「ツインベッドルーム＋和室→和洋室タイプ」の客室がとっても居心地が良くて気に入りましたので再訪させていただきましたが･･･なんと！昨年10月の訪問時と真同じの客室でしたので、特に新たな画像は殆どありません。

また、温泉も昨年同様変わらずで昨年したので･･･昨年訪問時の記事をご参照いただけると幸いです。

ただ、食事のみ若干異なりましたので今回こちらのみ追記いたします。

（客室ですが･･･今回は明るいうちに到着出来たので↓↓の画像のみ追加です）

※ 昨年訪問時の記事はこちら↓↓です ※

続きまして食事編です。
夕食・朝食共に１階の完全に独立した個室食事処でゆ～～ったりと心置きなく、滋味溢れる郷土食豊かな美味しいお料理の数々を、さすが米どころ新潟県ならではの超絶美味しい辛口の地酒と共に、心ゆくまで思う存分堪能出来ました。（前回は･･･隣室の話し声が若干聞こえた仕切りのあるだけの個室でしたが、自分たちも談笑していたので気にならない感じでした）

　　　　今回は、この時期ならではの山菜料理が中心で嬉しい限り♬

左上）「鯉のあらい」意外と柔らかくて鯉特有の泥臭さも感じられず、何より嬉しいのは醤油でいただけることでした！！（今までは苦手な酢味噌だけで辟易していたので･･･）
中央）煮物・茶碗蒸し

右上）鍋物「棚田鍋」：棚田でとれた松之山郷産コシヒカリのおも湯を使ったスープに、棚田に降り積もる雪のような大根おろしが入っています
妻有ポークの上質なコクと、おも湯と野菜のやさしいお味で日本酒にも合います♬

左下）もずく酢意外なほどシャキシャキとした食感✧

中央下）アケビの芽（蔓）のお浸し → この時期しかいただけない絶品！！！✧

左上）「湯治豚」（63～68℃の温泉でじっくりと低温調理され、しっとりと柔らかい食感の松之山温泉でしかいただけない新しい豚肉料理とのこと！）
使用されている豚肉は「妻有（つまり）ポーク」：十日町市・津南町の10農場で結成される「妻有畜産グループ」が飼育しているブランド豚で豚肉特有の臭みやえぐみが無く、融点が34℃と低い脂の旨味と甘みが特徴で、第36回日本農業賞大賞受賞したとのこと！！
右下の四角い小さなものは「発酵豆腐」まるで濃厚なチーズのような味でした✧

左下）岩魚の焼き物　山のお宿の定番♬

　　　　山菜天ぷら盛り合わせ（✧▽✧）山ウド・タラの芽・アズキ菜・蕗の薹

シメの三点セットは、松之山の契約農家さんが作られた「魚沼コシヒカリ・棚田米」ツヤツヤモチっとした甘くて美味しい白飯（美味しいと予想して大盛りにしていただきました♬）と、意外と臭みが無くて濃厚な味わいの美味しい「鯉こく」と「香の物」

　　　　デザートはオレンジとリンゴ✧　

次は朝食です。

夕食と同じ１階の個室食事処にて、朝からゆ～っくりと隣席の宿泊客を気にすること無く、郷土食豊かな美味しいお料理をいただきました。

通常、↓↓写真には写ってない「納豆」が定番のようですが･･･自分は、日本で消費量ワースト１の大阪府出身のため、どうしても見るのも臭いを嗅ぐだけでも無理なので（相方も大の苦手！）･･･予約時と夕食時に、前もって除去していただくようお願いしておいたので、おそらく違うお料理に替えてくださっているようでした。

どの品も朝から身体に優しい美味しいお料理で、棚田米も超絶美味しかったので完食いたしました。

　　　「山菜朝まんま」がご飯に合います♬　ワラビお浸し・焼金目鯛・卵焼きも大好物なので嬉しい限り✧