前回の続きです。
南小国町を出発して再び国道212号線に戻り、右側に「熊本銀行」が見えてくるので、その手前を
右折して国道387号線に入り、ひたすら大分県境方面に走ります。
しばらくすると「山川温泉→」の標識が見えてくるので、右折して約200mほど走らせると
次なる目的地・ホタルの里温泉に到着します。
九重(くじゅう)連山西北端の、熊本県北東部・小国町に位置する「涌蓋山(わいたさん)」西麓に
点在する「わいた温泉郷」の玄関口「山川温泉」の中でも、一番最初に見えてくるこの施設は、
比較的新しい建物で清潔感のある、地元の方々が共同経営されている温泉施設です。
元々は、地元の方々専用の温泉「共同湯」…いわゆる「ジモ泉(専)」だったようですが…
素晴らしい泉質を気楽に堪能できる温泉を、自分たちのようなヨソ者にも開放してくださる
ようになったそうで、本当に気前が良くて親切!!! って感動いたしました✧^^
日帰り温泉施設の向かって右横の建物は公民館で、そこでは宿泊(素泊まり 2,600円)と休憩(800円)が
出来るとのことで、いずれも料金は入浴料込で、とってもお得感満載です^^
2005年の水害で、以前あった建物は流されてしまったそうですが、翌年には現在の綺麗な建物が
新しく再建されたそうです。
周囲には美しい棚田の風景が広がっている風光明媚な温泉です✧
道路を隔てた場所には↑↑看板があります^^ いつかホタルの季節に再訪してみたいです✧
落ち着きのある外観^^
建物の背後には、小国町に点在する旧国鉄・宮原(みやのはる)線の
レトロ感溢れる趣き深いアーチ橋のひとつ「堂山橋梁」がそびえています!!
建物横の駐車場から見上げた美しい棚田✧
裏には筑後川の支流・塩井川が流れていて・・・上流には多くの温泉施設があるので
硫化水素系の濁り水になっています!! 2005年に氾濫したため
以前あった建物は流されてしまったそうです・・・
ほとんど無人状態の番台には↑↑の料金箱が設置されてます^^
ロッカールームもウッディな造りです^^ちょうど地元の年配の先客さんが
温かみのある九州弁でおしゃべりしながら入られていて「ジモ泉」感満載です✧^^
浴槽は内湯↑↑ひとつのみですが、かなり広々としています✧
源泉が惜しげもなく贅沢に掛け流されていてオーバーフローしています!!
この背後にシャワー&カランが3ヶ所あります^^
ボディソープ・シャンプーなどのアメニティ備付は無いので各自持参です
夕方に訪れたので地元の方々で賑わってましたが・・・ちょうど切れ目にひと言
お願いして撮らせていただきました☆
温かい小国町の地元の方々には大感謝デス<m(_ _*)m>!!!✧
今年の地震以来、お湯が熱くなったと教えてくださいました^^
なので先客の地元の方々は、ちょうど排水口に近い場所に水道があって
温泉の温度を下げてその付近で入られてました!!
自分は熱いお湯が大得意なので・・・温度が高くても湧出口の真ん前を陣取って
源泉を思う存分堪能いたしました✧^^
少々青みがった白い湯花の舞う硫化水素の香りの極上湯です(*≧▽≦*)!!!
泉質; 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)
(低張性弱酸性高温泉)
青みがかった無色透明(白い湯花あり)・無味・硫化水素臭
泉温; 44.2℃(←現在はもっと高温になっているようです)
源泉掛け流し!!(←温度を下げるために各自で加水しない場合)
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじきなどの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症など
熊本県阿蘇郡小国町北里字天神平1534-1
TEL; なし
営業時間; 8:00~21:00
料金; 大人・300円
小人・100円
交通; JR阿蘇駅~産交バス「杖立」行き62分~「ゆうステーション」下車~産交バス
「岳の湯」行きに乗換え約25分「尾の上(戸井の口)」バス停下車~徒歩約5分
❖「岳の湯」行きのバスは1日4本のみ ❖
* 撮影日; 2016年9月25日 *
次回は、このあと訪れた日帰り温泉に続きます。