温泉巡り一人旅の楽しみは・・・

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日本一のおんせん県おおいた♨ 一人旅 ⑥ 七里田温泉 下湯(10回目)~山香温泉「風の郷」さん(再訪)~真玉海岸~大分空港

 

前回の続きです。
長湯温泉を出発して県道30号線に戻り、いつもは大分市方向へ戻るのですが・・・
今回は10時チェックアウト後、この温泉旅のメイン・七里田温泉 下湯さんに、もう一度再訪してから大分市方面に戻りました。
というのも・・・前日は始終、同世代の地元在住の女性とご一緒して、移住についてなど様々なことを約1時間以上もお話ししながら楽しく入湯したのですが・・・
いつもは殆ど始終貸切状態で、大大大好きな愛してやまない天然炭酸温泉と対話しながら、思う存分堪能していたので、これが出来ていないと気付いた途端に何だか消化不良な感じがして、最後にもう一度逢いに行きました。
朝一番は混雑しているかな?・・・なんて超絶ヒヤヒヤしながら向かいましたが、なんと!!
超絶ラッキーなことに貸切状態でした!!!
そして、思いっきり最愛の温泉を堪能すること約1時間後、2人連れのめっちゃ感じ良くない年配の観光客っぽい女性が入って来た(自分のことを「何でいるの!?」って感じで睨んできた!!)ので、
「混雑時には1時間位で出る」という決まりもあり、次なる目的地に行く時間の兼ね合いもあることなので、そろそろ出ようと思っていた矢先だったから・・・まぁ良しとしてとっとと出ました。
それにしても・・・もう少し、お互いに時間がズレていたら思いっきり被ってしまうので、大好きな温泉とジックリ対話できなかったと思うと、この再訪の意味が全く無くなってしまうと思うとゾッとしたと同時に、つくづく自分は持っているなぁと謎の感心をしてしまいました。
 
 

                              そういえば・・・午前中は一度も来たことがなかったので今までになくクッキリ撮れました✧

 
 
七里田温泉を出発して、ひとまず県道30号線に戻り、昨日来たルート・県道412~442号線経由で、
大分市内方面へ戻って行きました。
そして、国道210~10号線に戻り、ひたすら道なりに別府方面に向けて走行して、かねてからず~っと
初入湯したいと狙っていた、別府鉄輪温泉の某日帰り温泉に行く予定だったはずが・・・
左側車線は路線バスやトラックなどが連なっているうえ、かなり渋滞していたので比較的動きのある
真ん中車線をイイ気になって走行していると・・・
本来、左折しなければならない交差点を完全スルーしてしまいました・・・( ▽||||||)
今回の帰京は、前回と違って最終便(大分空港を19時頃発)に搭乗予定でしたので、時間的にかなり余裕がありましたが・・・自分は機械に指図される感じのカーナビが嫌いで(地図だけは便利なので表示してるけど)ナビ機能は一切使用しない偏屈な性格が凶とでてしまい・・・数㎞も行き過ぎてしまったうえ、超面倒くさがりなので引返すのが何だかもう億劫になってしまい・・・
そのまま芸術的な模様がめっちゃ魅力的過ぎる(← これは引き潮時の「干潟」のことです)大好きな
瀬戸内海・真玉海岸に向けて、そのまま国道10号線をドライブがてら走って行きました。
しかし、さすがに最終便までは時間を持て余すので咄嗟に、以前に入湯した再訪必至のお気に入りの
山香(やまが)温泉 風の郷さんに日帰り入浴に行くことにして・・・
国道10号線をそのまま杵築市の山香町方向へ走って行き、県道655号線へ右折して少し入ると到着しました。
 
大分県北東部に位置する、ほぼ円形状の可愛い形をした「国東(くにさき)半島」の玄関口・杵築市でも
内陸部の山香(やまが)町にひっそりと佇む風の郷さんには、広大な敷地内に宿泊施設と温泉施設・レストラン・カフェなどがあり、特に温泉施設は日帰り入浴も可能なので、地元の方々を中心に人気が高いとのことです。
宿泊施設は、移動に便利な平屋建てで全12室あり、立派な造りの館内全体には清潔感が溢れていて、丘の上に佇んでいるので風通しも良く、爽やかな風を感じられます。
 
 

                                 広い駐車場から歩いて行くと・・・トンガリ屋根のレストラン棟が目に入ってきました♬

 

                                                                   こちらは立派な造りの平屋建てのフロント棟

 

                                                              立派なフロント棟の向かって左側には蔵のような趣きのある建物もあります

 

    館内の見取図を見てみると・・・左上に目的地の大浴場がありますが「戸建和室」や離れの
    居室もあるようです・・・これは是非いつか宿泊で再訪してみたい!!!✧

 

         

           フロント棟から長い廊下を行くと正面に大浴場がありますが・・・
           めちゃ気になったのは左側の、窓際に沿った素敵なテーブル席✧

 

                                                                                                           2ヶ所の大浴場入口♨

 

                              大浴場は2ヶ所あり、この日の女湯は「豊後」♨✧  ↑↑の左側には「豊前」があります♨


                                                              大きな窓側から清潔感満載のパウダーコーナーを☆

 

    

                  脱衣室も広くて清潔感に溢れています✧ 
                  平日の午後にもかかわらず地元の方々で激混み状態でした!!
 
 
山香町は、かつて金・銀・銅などの「鉱山の町」として栄えていたとのことで、鉱山のある場所には
良質な温泉が湧き出ると言われています。
此処の温泉も例外ではないどころか・・・今までに類を見ない、入湯したことのない、摩訶不思議な非常に珍しい味・香りがする素晴らしい温泉でした。
特に!!  露天風呂の一角に設置された、源泉をそのまま楽しめる「樽風呂」では、色は結構ありがちな赤茶色系の白っぽい濁り湯ですが・・・
強い塩味なのにもかかわらず、同じくらい強い甘味も感じられる何ともいえない不思議な味と香りも僅かに鉄臭がするけど・・・今までに無い感じの、石油とかではない鉱物系の香りのする、何ともいえない不思議な香りの温泉でした!!!♨✧
 
❖ 大浴場内は撮影禁止なので以下の素敵なお写真(露天風呂のみ)はHPよりお借りいたしました ❖
 
 

    

     何といっても!!  露天風呂の一角に位置する↑↑の「樽風呂」では、
     100%源泉掛け流しの良質な温泉を堪能できます♨✧^^  
     ただ・・・こちらは1~2人用なのですが・・・この日は激混みだったにもかかわらず、
     なぜか誰も居ず(岩露天の大浴槽にも!!✧)身体が冷えて飽きるまでズ~ッと
     入湯できたので超ラッキーでした(✧▽✧)!!!
     源泉温度が38℃と結構ぬるめなので肌寒い日だったことが幸いだったようです✧
     源泉の色は、内湯と露天風呂大浴槽の青みがかった色とのことですが、
     空気に触れて酸化すると白っぽい茶色に変化してくるので、加温も循環もしていない
      「樽風呂」では、いかにも温泉らしい乳茶色の濁り湯を堪能できます♨✧  
     ただ混雑時には、小さな浴槽ゆえ・・・長時間の独り占めは実によろしくないので、
     お互いに譲り合って入湯したいものです・・・

 

    

     広~~くて野趣溢れる大きな露天風呂♨✧
     加温・掛け流し循環併用湯で綺麗な青湯となっていて塩素臭も殆ど無く・・・
     白い細かい湯花も浮いていて、かなり気持ち良く入湯できました♬✧
     お借りしたお写真↑↑の超絶美しい青空と、爽やかな風に吹かれている竹林の感じは・・・
     ちょうど自分が直に見た風景と真同じで、めっちゃ懐かしく感じました(*≧▽≦*)
 
 
源泉名; 山香温泉 風の郷
泉質; ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 (高張性中性温泉)  pH; 6.8
内湯・露天大浴槽(源泉); 青みがかった微白濁色・強い甘塩味&微鉄味・極微鉄臭
露天「樽風呂」⇒ 100%源泉掛け流し!! 
茶白濁色・かなり強い塩味&甘味&鉄味・微鉄臭&(ありがちな石油臭でない)鉱物臭
泉温; 38.7℃ 湧出量; 記載なし
メタけい酸含有量; 133.0 mg / kg ⇒「美肌の湯」✧
メタほう酸含有量; 138.0 mg / kg ⇗(←規定値;5.0 mg / kgを大幅に上回っている!!!)
成分総計; 14,4204 mg / kg(14.42g)⇇ かなり濃厚!!!♨✧
 
❖ 「高張性温泉」(←成分総計がなんと!! 14,420.4 mg / kg ; 14.42g)の施設には大抵・・・ 
  濃厚過ぎて、お肌や身体の弱い方は湯当たりの可能性大なので、水道水または井戸水を加温した   
  「沸かし湯」の「白湯」浴槽があります♨(此処の内湯にもあります)
 
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・打ち身・くじき・運動麻痺・五十肩・疲労回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など

 

大分県杵築市山香町倉成 3003
TEL; 0977-75-1126(←イイフロ♨^^)

【日帰り入浴】
営業時間; 8:30~22:00(受付は21:00まで)
休館日; 無休
料金; 大人・500円
         小人・250円
         幼児・無料
交通; JR中山香駅~徒歩約22分(宿泊者のみ送迎あり・要予約)
    または、タクシー約7分
         大分空港~車約40分

 
 
 
山香温泉 風の郷さんを出発して再び県道655~国道10号線に戻り、ひたすら宇佐方面に走って行き、
国道213号線と交差するT字路を右折して、豊後高田市方向へ走って行きました。
以前2度見た、瀬戸内海・真玉海岸の芸術的な模様の美しい干潟が忘れられず、是非もう一度見たかったことと、国東半島をほぼぐるっと一周したかったという個人的な趣味の理由で、大分空港に向かうルートとしては、かなり時間がかかるこちらのルートにしました。
 
 

        

     今回も、いつもの大好きな「秀逸過ぎる自然美模様の干潟」↑↑に逢える~~♬✧^^
     ・・・って一心でレンタカーを走らせて来ましたが・・・・・・(↑↑は2020年11月26日撮影分)

 

    

     ところが・・・いざ到着してみると・・・・・・・・・・・・
     今回は、いつものこの時期の訪問より約1週間ほど遅かったためか・・・・・・
     自分が思い描いていた「美しい模様の干潟」が完全に消えていて・・・・・・・・・・・・・・・
     何の変哲も無い海辺の風景が普通~~に広がっていました・・・・・・(  ▽||||||||||)

 

                                            それでも美しい夕陽が見られたので・・・まぁ良しとしました・・・(;ω;)

 

        

     あの「美しい秀逸な干潟の風景」は・・・影も形もどこにもありませんでしたので・・・・・・
     次回こそ、必ずリベンジしようと心に決めました!!! !!!

 

 

真玉海岸の残念過ぎる満潮の風景に落胆しつつ・・・国道213号線に即戻り、最後の爽快なドライブを思いっきり楽しんだあとは・・・
とうとうヤリスくんの返却(お別れ)の時が来てしまいました・・・・・・
しかし、今回のこの車種は大ヒットで、小型車ながら実に運転しやすく性能も物凄く優れていると、つくづく実感いたしました。
そして、空港ターミナルビルまで送迎していただき、3階角にある安定のいつものレストランに早めの夕食をいただきに突入しました。

 

 

    

     さすが大分名物「鶏天定食」は本場の味!! めっちゃ美味しかったです♬✧
     そして・・・最終便にて泣く泣く帰郷しましたが・・・近いうち、また再訪させていただいて
     今回、巡り損ねた温泉&大好き過ぎてやまない温泉に逢いに行こうと心に決めました♨✧
     大分県は、さすが!!「日本一のおんせん県おおいた♨」だけあって、他に類を見ないほど
     多種多様で非常にバラエティーに富んだ泉質が存在するので・・・
     自分のようなオタク温泉マニアには超絶堪らないのであります(✧▽✧)♬♫♪
     温泉を愛してやまない大先輩方が移住されたケースが多いことになるほど納得!!!
     状況が落ち着いていたら、また近いうち必ず再訪したいと思います。
 
 
 
 
                         *撮影日; 2021年12月2日*
 
 
 
 
          ❖  山香温泉 風の郷さんの1人宿泊プランは↓↓から予約できます♬ ❖