温泉巡り一人旅の楽しみは・・・

誰に気を遣うことなくマイペースな一人旅の回想録で、老若男女問わず安心してご覧いただけます♨

南東北温泉一人旅 ④ 「もにわの湯」

 
 
東北新幹線・古川駅から約40分で福島駅に到着。そこから福島交通・飯坂電車に乗り継いで
約25分で、かねてからの憧れの温泉地の拠点・飯坂温泉駅に到着!!
まずは徒歩約3分で、今回宿泊する飯坂温泉・福住旅館さんに行き、急いでチェックインして
荷物をお部屋に置いて身軽にしてから、飯坂温泉駅前バス停に向かいました。
 
バス停で待っている間、観光客の男性に「美味しい餃子のお店?」への道を訊かれたが分からず・・・
「すみません、私よそ者なので・・・(^^ゞ」ってお断り・・・地元の人に見えたのかな~??
何だか溶け込めたような感じでうれしかったです~~♬^^
 
大きな普通サイズの大型バスが来るのかと思いきや・・・到着したのは、約10人乗りくらいの小さな
旅館の送迎車のような車(マイクロバス)でした~~!!!
その車両は小さいクセに、きちんと大型バスと同じ色調の塗装がされていました(^ω^)
乗客は少ないのか・・・確かに私を含め3人のみでありました・・・。
そして、バス運賃支払い機&両替機の代わり(ご自分でおっしゃっていた)に一人、スーツ姿の女性が
乗車していらっしゃいました!!
聞けばいつものお仕事は、福島交通のバスガイドさんとのこと^^
彼女曰く、機械を取り付けるよりも自分のようなスタッフが乗車している方が、
経費がかからないとのこと!!
なでしこジャパンの澤穂希選手が眼鏡をかけた感じに何となく似た、男性的で明るくサバサバした性格の
素敵なその女性とは、何だかとっても気が合って片道約40分間×2→往復約80分間も、地元福島市や
飯坂~茂庭(もにわ)のこと、世間話や東北各地の温泉談義などなど、ず~~~っと楽しく
おしゃべりしていました(≧▽≦)♬
 
 
バスは東日本大震災の影響で、国道399号線が通行止めにより、日中はものすごいグネグネしていて
軽トラ一台がやっと通れるような、極めて狭いりんご畑などの農道を迂回路としているために、
このような小さい車体のものにしているとのことでした。
 
 
飯坂町から山形県との県境の山間部に向かい、約40分ほど車で入った茂庭(もにわ)地区に位置する
摺上川ダムを核とする周辺整備を推進するため、ダム直下の「広瀬地区」に湧出した広瀬源泉を使用して
福島県が建設した施設が、日帰り入浴施設・もにわの湯です。
地下1000mから汲み上げ、加温して湯船まで温泉を送っているそうです。
 
摺上川ダムは、阿武隈川に代わる福島市の水道水源の確保や、洪水防止などを目的とする大型ダムで、
貯水量は、東北地方で第四位を誇るとのことです。
自分が到着した頃にはすでにうす暗くなっていて、よく見えなかったのが非常に残残念でした・・・・・・
 
到着したのが16:36分で、閉館時間が17時でしたが・・・
受付は16時半で、すでに終了していました・・・(゜o゜)
しかし、気が合ったバスガイドさんが館長さんとお知り合いで、入湯出来るよう話をつけて
くださったのでした!!!
本当に、ホントに大大大感謝デス<m(_ _*)m>!!!✧^^
 
急いで女湯の暖簾をくぐり、速攻で内湯へ!!!
まだ2人ほど湯浴みをゆっくりと楽しんでいらしたので、余裕で美肌の湯を堪能♨✧^^
内湯の湯船は普通に大きかったが、茂庭の自然石で造られた野趣溢れる露天風呂は、
ネットやパンフで見た写真よりも広くて大きく、貸切状態でゆ~~~っくりと紅葉を眺めながら
良質の温泉を満喫できてラッキーでした(✧∀✧)♬
そして・・・前評判よりも、思ったより塩素臭は気になりませんでした。
 
 

   f:id:onsen_tabi1:20190507165029j:plain                                                             「女湯」の野趣溢れる岩造りの露天風呂♨✧

 
 
 
時間的に、かなりせわしかったですが・・・逆に、この時間だから実現できたことかも・・・
もっと早い時間ならば、地元の方々に大人気の内湯も露天風呂も、おそらく芋洗い状態で
あったであろう・・・
大人数が入る温泉ゆえに、混み合っていればいるほど、お湯も塩素臭いのであろうか・・・(- -;)
 
泉質;アルカリ性単純温泉 pH; 9.2
   無色透明・無味・無臭。加温・循環濾過
 
効能;神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器病・打ち身・くじきなどの一般適応症
 
大人;250円・小人;120円  9:00~17:00時(16:30で受付終了)
年中無休だが、施設点検のため臨時に休業・営業時間の変更をする場合あり
タオル・ボディソープ・シャンプー類は備付無し(ほとんどは持込みだが、売店で販売もあり)
 
男湯と女湯の大浴場は、月替わりで男女入替制とのこと。
 
自分が行った時には、すでに閉まっていましたが・・・この施設には湯上り用の畳敷きの休憩室もあり
自由に飲食物を持ち込んでくつろげるとのことです。 
 
 
お風呂のあるこの建物のお隣には別棟があり、地元の山菜・野菜などの名産品を販売してるとのこと・・・
とっくに閉まっていて残念・・・(>_<)
 
 
17:15発の、先程と同じバスが折返し運転をして飯坂温泉駅まで行くので、
また同じ運転手さん&バスガイドさん(このバスにおいてはガイド業はしない)と、
いろいろと楽しく会話しながら約40分間のバスの旅を楽しみつつ、飯坂温泉駅バス停に
到着しましたが・・・乗客は自分一人だったので、わざわざ宿泊する温泉宿の真ん前まで
送ってくださいました✧
本当に、ホントにあなた方に出逢えて嬉しかったです~~!!!
とってもいい旅の思い出になりました~<m(_ _*)m>✧^^
 
 
 
 
                                                        * 撮影日;2011年11月10日 * 
  
 
  
 
次回は、2泊目;飯坂温泉に続きます。