温泉巡り一人旅の楽しみは・・・

誰に気を遣うことなくマイペースな一人旅の回想録で、老若男女問わず安心してご覧いただけます♨

南東北温泉一人旅 ⑦ 穴原温泉「いづみや」さんに日帰り入浴

 
前回の続きです。
看板ネコちゃんがとっても可愛いお宿・奥飯坂 天王寺温泉・おきな旅館さんを出てから
徒歩約5分ほどで、奥飯坂 穴原(あなばら)温泉・穴原温泉 いづみやさんに到着しました。
時間も忘れてネコちゃんと遊んでしまったし、雨も降ってきたし・・・13:01発の福島交通バスまで
あまり時間が無いので、急いでフロントで受付を済ませて大浴場に向かいました。
荷物を預かって下さったフロントの男性は、とっても明るくて感じが良かったです(*^-^*)
 
日帰り入浴; 大人・700円
                       小人・400円 (11:00~20:00)
 
穴原温泉は、飯坂温泉から摺上川をさらに上流に進んだ場所に位置する、飯坂温泉に比べると
歓楽色の少ない、閑静でしっとりと落ち着いた温泉地です。
各旅館は渓谷や山々の緑を望む立地で、新緑から紅葉・雪景色と季節の移ろいを肌で感じられる、
自然豊かで趣きのある癒しの空間です。
 
穴原温泉 いづみやさんは、創業江戸時代末期の歴史ある温泉旅館です。
天保の頃、出羽三山の修験者のお言葉に従い、この地の川原の岩盤を掘り下げたところ、熱き湯が
こんこんと泉のごとく湧き出でたという。
160年余りの年月を経ても変わらないのは、源泉よりこんこんと湧き続ける豊かな温泉と、
お宿のおもてなしの心とのこと✧
段差のないロビーは、お年寄りや車椅子の方々にも好評という、思いやり深いお宿です。
 
客室は、和室・和洋室・ツインルームまであり、全35室。
お部屋からは、一年を通して摺上川の清流や渓谷美を楽しめ、静かな時を過ごせます。
また、宿泊者の希望者には、釣り具&エサを無料で貸し出しサービスがあるそうです!!
そして見事に釣った魚は、焼いて夕食時に出してくださるという、至れりつくせりのナイスなお宿!!✧
機会があったら、宿泊してみたいなぁ~♬✧
  
大浴場「金剛の湯」は、パウダールームも広々としていて、アメニティーも豊富に備付けられています。
内湯も広々としていて、大きな窓からは摺上川の清流が望めてとっても爽快!!!✧
対岸の斜め左側には先程行った、おきな旅館さんの建物&大浴場が見えました・・・(^^;;
 
大きな浴槽には、開業当時からそのままに湧き出ている源泉が、なみなみと湛えられています♨
  
 
 

   f:id:onsen_tabi1:20190504224822j:plain    大きな内湯浴槽♨

 

   f:id:onsen_tabi1:20190504224837j:plain       岩造りの露天風呂♨

 
 
 
最初は先客がいらしたが、自分が入るとほぼ同時にすれ違う形に・・・(*≧▽≦*)
その時、彼女は律儀に挨拶をしてくださいました^^さすが地元の方だな・・・当然、自分も
お応えいたしました(^▽^)
そのあと、ゆ~~っくりと貸切状態で、とっても良質の温泉を思う存分堪能できました(*^。^*)♨
 
風情のある岩露天風呂も、美味しい空気・静寂な中でず~っと貸切状態で、ゆ~~ったりと
良質の名湯に浸かり、とっても癒されました(*^ω^*)
 
泉質;ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉  pH;  8.6 100%源泉かけ流し!!
無色透明・無味・無臭
穴原温泉では唯一の泉質(他の旅館は単純温泉)で、体の芯から温まります♨✧^^
 
効能;神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・冷え性・打ち身・くじきなどの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・動脈硬化症・切り傷・やけど・虚弱児童など
 
 
あまり時間が無いながらも、結構ゆ~っくりと名湯を満喫できたので、そろそろ出発・・・って出た時、
結構混んで来ました・・・!!! 
めっちゃ良いタイミングで名湯を満喫できました~~~♨✧^^
 
 
広々としたロビーの奥の一角に、喫茶コーナーのようなカウンターがあり、冷たい麦茶&冷水の
サービスがあって嬉しい限り♬✧^^ 
日帰り入浴客のための、このようなうれしいサービスは実はあまり見かけないので、このお宿の
おもてなしの心は本物だな~と、つくづく感じました。
宿泊客には湯上がりに、それに加えて温泉卵や、朝は味噌汁のサービスもあるとのことです(*≧∀≦*)
 
フロントで荷物を受け取ってから、先程のとっても感じの良い男性に・・・
「いや~じつにいいお湯でしたよ~^^」などとお礼を述べて、バス停へと向かいました。
しばらくすると、例の小さいながらも大型バス並みの塗装をされた、もにわの湯始発の小型バスがやってきたので、傘をたたんで無事乗車・・・昨日と同じ、おなじみの運転手さんでしたが
料金箱代わりに乗車している女性は昨日の、澤穂希選手に似た大好きなお方とは違ったので
何となく淋しかったけど、その方も話しやすくてとっても楽しい方でした♬^^
 
 
飯坂温泉駅に到着し、福島交通・飯坂線で約25分ほどで福島駅に到着しました。
そして、急ぎめに駅ビルで昼飯を食べてから、飲み物を買い込んで福島駅東口・7番乗り場より
14:40発の、土湯温泉行きの福島交通(路線)バスに乗り、約40分で土湯温泉駅に到着しました。
 
途中、路線バスには通学中の可愛らしい地元の小学生たちが、数十人ほど定期持参で乗降車して
行ったけれど、皆マスクもしていないし、線量計などは全く持っていませんでした。
雨なのに元気いっぱいで、何だか安心しましたが・・・まだ終息していない原発事故・・・・・・
決して負けないで頑張っていただきたいです・・・!!!
一日も早い終息をお祈りいたします。
 
 
 
 
                                                      * 撮影日;2011年11月11日 * 
 
 
 
 
次回は、奥土湯の秘湯・不動湯温泉に行きます。
 
 
 
 
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