去る６月19日、日本政府は都道府県境を跨ぐ移動自粛の解除をしました。
じつは、22日から某地方へ３泊４日の温泉巡業旅を、３月初旬に終息を見込んで計画＆予約して
おりましたが･･･
当時、感染者は２～１桁にまで減ってはいましたが、まだまだ本格的に終息した訳ではなく･･･
それに、およそ有能とは言い難い政府が、何の科学的根拠も無いまま自己中心的かつご都合主義的に
「人為的な理由」にて解除したとしても、理系の自分にとっては確固たる「科学的な理由」が無い限り、
全く納得出来ないし何ひとつ信用出来ず･･･
解除日が決定したのを尻目に、キャンセル料がかからないうちに早々とキャンセルいたしました。
その際、一筆添えてキャンセル → 数ヵ月後に取り直しをしましたが･･･
すぐに「お気使い御配慮いただき誠に感謝いたします」との、お礼のメールをいただきました。
その時以来、現在まで各地方の様々な宿泊施設のＨＰを閲覧してみると･･･
「感染拡大地域にお住まいの方は自粛願います」との意味合いを持つ文言を多々目にいたしました。
その時、宿泊施設をはじめとする観光業がもの凄い苦境に立たされてる中でも、大変な立場に悩まれて
いることを知りました。
しかし同時に自分は、常日頃からお世話になっている身としては決して見過ごすことが出来ないけど
自粛との板挟み状態になっていて、非常に心と頭を痛め、めちゃくちゃ悩んでいたところに･･･
会員登録はしてなかったものの、過去数回にわたって全国各地に宿泊したことがあるため？
ドーミーインチェーンさんの、天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草さんから「東京都民限定プラン」の
DM（PCとスマホに）が数回届きました。
ちょうど遠方への温泉旅行をキャンセルしたので、その代わりとして･･･
政府的には県境越えは問題ないと言われても、自分的にはまだまだ時期尚早と感じていたので、
都内から出なければ良いのでは･･･という思いと、今後の新しい生活様式における宿泊施設の在り方・
大好きな温泉旅を暗中模索する意味合いも込めて（このまま指を銜えたまま自粛しているだけでは、
苦境に陥っている大好きな宿泊・観光業が廃れていくのが心苦しいので･･･）６月23日～１泊で
行ってきました。
現在「Go To キャンペーン」をめぐって様々な議論が繰り広げられていますが･･･
感染拡大進行中の東京都をはじめ首都圏から全国に移動し、まだまだ正確にその正体を掴めていない
未知のウィルスを全国的に大拡散してしまうような、いわば「感染拡大促進キャンペーン」は･･･
現時点では全くもって時期尚早、もはや正気の沙汰ではないと自分は考えます。
第一波の残留ウィスルが、超絶密で不衛生な空間にひっそりと潜んでいた迷惑極まりない夜の街・
新宿歌舞伎町を感染源としてジワジワと拡散され、その原因がハッキリ判明していたにもかかわらず、
何の具体的な策も手も打たずに、常軌を逸する勢いで感染拡大していくのを、ただただ傍観することしか
出来なかった無能極まりない国と都のせいで、今や爆発的に感染拡大進行真っ只中の都民である自分は、
無症状感染者が最も多い20～30代ではないにせよ、23区の外れから都心（大手町）まで通勤電車を
利用しているので･･･
大好きな地方の温泉地に、余計なご不安・ご迷惑をおかけてするのでは？と懸念し、ある程度収束するまでは、自分は決して都内からは出ずに、この機会に･･･といっては何ですが･･･
今まで殆どスルーしていた東京都内（医療機関の脆弱な島嶼部を除く）の良い温泉・観光地などを、
時間が許す限り、感染状況なども考慮しつつ･･･少しずつ巡って行こうと思っております。
先日、吉村大阪府知事も仰っていましたが･･･自分の考えていたことと全く同じで、さすが！！！
我が大阪府の長！！！（自分は大阪府出身で、夏は両親から帰省は止めてほしいと言われました）
･･･せめて「都道府県内・近隣地域単位だけ」での移動に留めておいた方が、長い目でみると結局は現時点では平穏な地方へのウィルス拡散を防御でき、今後の観光業に多大なるダメージを与えることは
軽減されるのでは？と思われますので･･･
この拙い記事をご覧いただいている「東京都（首都圏）在住」の方々には是非とも、全国各地への
不要不急の移動は今しばらく様子を窺われてから･･･
特に！！！ 都民（自分も含め）の皆様は、東京都から出ないよう切にご理解いただきたいものです。
また、このように先手先手の策を打たないどころか、後押し促進する無謀極まりないなキャンペーンの
試みは、いわばある種の大規模な社会実験のようにも思われます。
もしこのキャンペーンを強行するのであれば、せめて･･･感染が少ない地方を守るために･･･
「都道府県内（特に東京都は都内のみ）または近隣圏内などの限られた地域単位での移動のみ･･･」
という、強制力のある「補足事項」を、一刻でも早く発表していただきたいと切に願います。
※ 最近耳にした話ですが･･･緊急事態宣言下で休業を余儀なくされ、解除後にやっと再開された
某地方の某温泉宿が特典付きで「地元民限定宿泊」を募ったところ、かなりの数の予約が入り
赤字の危機を何とか免れそうだったところに、この愚策キャンペーンのせいで、東京都民などの
感染多発地域から予約が少数入ったと知った地元の方々は、怖くなりキャンセルが続出してしまった
そうで、プラスが転じてマイナスとなり･･･結局は大損を被ってしまったそうです･･････
このような事態は、絶対にあってはならないことです！！！
そのうえ、しばしば温泉巡り旅でお世話になっていた大好きな九州地方を中心に、中国地方や岐阜県で、
未曾有の豪雨の影響で甚大な被害に遭われてしまい大変な状況下に置かれ、それどころの騒ぎじゃない
という方々も多々いらっしゃる中･･･
あまりにも心苦し過ぎて、もうこれ以上、国民感情（常識的な思考回路の）を不安・逆撫でさせるような
ことは、本当に謹んで貰いたいと切に願います。
あと逆に･･･最近多発している、地方から都内観光などへ出向かれ感染し持ち帰ってしまうケースは
いまひとつ理解出来ないでいます。
なぜなら、自分はず～～～～～っっと住んでいるにもかかわらず、未だに感染していないからです。
（たしかに通勤電車は利用しますが･･･自宅と会社との往復のみで、その折に買い物を済ませる程度だし
感染したとて、おそらく年齢的に無症状では済まされず･･･何かしら症状が出る筈なので･･･汗）
なのに、ほんの数日だけの滞在期間で、よりにもよって何故感染？？？って思うのです。
もしかしたら都民はすでに免疫力が付いているから！！？？（何の科学的根拠もありません･･･）
なので･･･地方在住の方々も、大事を取って東京都をはじめとする首都圏（特に繁華街やイベント・
テーマパークなど）には、落ち着くまでは来ない方が賢明かと思われます･･･
故郷やご家族・大好きな場所を守るために。
前置きが長くなってしまいましたが･･･本題に入ります。
訪れた日は、次の日が公休だったこともあり･･･少々早めに仕事を切り上げさせていただき、
チェックインの15時前にはホテル入りしたかったのですが、中々抜け出せず･･･
到着は16時過ぎでした･･･（- -;;;;;）
フロントに到着すると、完全防備されたスタッフさんが透明ビニールシート越しに、通常より簡素に
滞在事項を説明をしてくださいました。
「都民限定プラン」でしたので、免許証を提示してから宿泊部屋へと向かいました。
此処では玄関で靴を脱ぎ靴箱に入れると、退出するまではスリッパなしで館内どこにも移動出来ます。
それゆえに館内全体がとっても清潔で、まるで都心に居ながら･･･
どこか遠くの温泉地に来たような、心地良い感覚になりました！！✧
最初は、個室露天風呂付き・部屋食の「三密」とは程遠い温泉旅館からスタートしようかと思って
いたので、大浴場は少々怖いものがありましたが･･･
お宿側がある程度、予約を受ける時点で人数制限をされているようで、館内全体も大浴場も平時のような
混雑具合ではなかった思われ、とっても快適な滞在となりました。
（それにしても･･･この日はまだ感染者数も小康状態だったので、心の底から楽しめて思いっきり
寛げましたが･･････もし現在だったら？？･･･と思うと、何だか微妙な感じもします）
つくばエクスプレス「浅草駅」から向かうと立派な外観が見えてきました✧
2019年夏にオープンした、まだ新しいホテルです✧
玄関は、浅草花やしき側にひっそりと位置しています！！
エレベーターを降りて宿泊部屋へ向かいます～～♬
入口ドアを開けて入ると･･･右側に洗面台・左側にはトイレ＆シャワールームがあり
さらにベッドルームの入口にはスライド式のドアがあります！！
まだ新しい清潔感溢れる綺麗な洗面台✧
洗面台横にはシャワーブースがありますが･･･立派な大浴場があるので利用せず･･･
洗面台の引出しにはアメニティが入っていて、クローゼットコーナーには
リラックスウエア（館内着）もあります（＾ω＾）
畳敷きにセミダブルベッドが置かれた和モダンな部屋✧
和テイストのオシャレで落ち着いたインテリアです✧＾＾
ＴＶが置かれたデスクの上には無料のミネラルウォーターがあります✧
窓からは「東京スカイツリー」と浅草寺「五重塔」の素晴らしいコラボが（✧▽✧）
両方未訪なので、しばし見惚れていると「東京スカイツリー」に雲がかかってきました～✧
冷蔵庫の中には「季節のフルーツ」が用意されています✧＾＾
そして･･･ドーミーイン名物・超～美味しい大好物の「夜鳴きそば」♬
21:00～23:00の間に１階レストランにていただけます♡＾＾ ※ ハーフサイズ
時間内に間に合わない場合などは･･･23:00～25:00の間は、フロントにて
カップ麺版夜鳴きそば「ご麺なさい」を受け取れるそうです（笑）
そして･･･今回のメイン・温泉大浴場へ！！！♬✧ 温泉は５ヶ月ぶりです♨♡＾＾
大浴場は撮影禁止なので、部屋のＴＶに内蔵されている「ホテル案内」から撮影させて
いただきました（＾＾;;;
（男湯です♨ 女湯はこれより若干狭い感じです･･･）
この「ホテル案内」には、Ｂ１Ｆ大浴場と、１Ｆレストランの混雑状況（空き状況）がリアルタイムで
表示されるので、と～～っても便利です。
※ このような画期的な設備・貸切風呂を持たない宿泊施設では「三密」を防ぐためには、大浴場の
使用をチェックイン時に「時間予約制」にすることで、利用人数制限が可能になると提案します。
大浴場の混雑状況をチェックして･･･現在↑↑「空」！！ 今のうちに行くゾ～～！！！✧
洗い場はパーテーションで仕切られていて便利♬✧ POLA製のイイ香りの
ボディソープ・シャンプー・コンディショナー・洗顔フォームもあります♡＾＾
約２cmほど先は全然見えなくなるほどの黒褐色の「モール泉」です♨✧
源泉名; 浅草観音温泉
泉質; ナトリウム・マグネシウムｰ塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 （低張性弱アルカリ性冷鉱泉） pH; 8.2
濃茶濁色・無味（若干甘め）・ほとんど無臭（さっぱりとした極微モール臭）
※ ２～３cm位先は見えなくなるほどの、濃いコーヒー色（醤油）のような感じ✧
❖ 湧出時は「淡褐色澄明」の「モール泉」♨
泉温; 18.0℃ 湧出量; 40リットル / 分（掘削・動力揚湯）
加水・加温・循環ろ過・消毒あり
メタけい酸含有量; 64.0 mg / kg ⇒ 美肌の湯✧
メタほう酸含有量; 4.2 mg / kg
溶存成分総計; 1.136 g / kg
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき･病後回復などの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
※ 日帰り入浴不可
「モール泉」とは･･･植物由来の有機質を含んだ温泉のことで、モールはドイツ語（Moor）で
亜炭（炭化の低い石炭･･･正式には褐炭）などの腐植質（植物が腐食したもの）を含泥炭を
意味しています。
ただ特に定義はなく、北海道・十勝平野の元祖・十勝川温泉が独自に作り出した造語のようです･･･
「モール温泉」ともいいます。
視覚的な特徴は、澄明な茶褐色系・黒褐色系が多く、嗅覚的には殆ど無臭ですが･･･
中には生臭い感じの植物の腐臭や、石油のような鉱物臭のようなものもあります。
植物が枯れると、微生物により分解されていきますが、分解されにくいセルロースなどの繊維物質は、
極めて長い時間をかけて分解され「フミン酸」と呼ばれる芳香族化合物が残るといわれています。
モール泉の色・香りの正体は、この「フミン酸」です。
この有機物（フミン酸）の含有量が多いか少ないかということに加え、含まれる「フミン酸」自体の
種類・構成も源泉により異なるので、モール泉は色・香り・肌触りなどがそれぞれ微妙に
違うことが特徴です。
感覚的には、お肌がツルツルスベスベになるものが多い「美肌の湯」です♨✧
北海道の平野部（石狩平野・十勝平野と中心とした）には泥炭地が多いため、腐植質を多く含む
水を伴って湧出する非火山性の温泉が増えています。
昭和初期には、前出の十勝川温泉を含めドイツ南西部との、世界に２ヶ所しかないと云われていましたが
その後、大深度掘削井が普及するにつれて各地で「モール泉」が確認されています。
最近では此処のように、関東平野にも似たような泉質の大深度温泉が多く見られるのも、そのためです。
次は朝食です。
１階レストランにて、大食いの自分には嬉し過ぎるバイキングで、好きなものを好きな分だけ、
思う存分いただけました～（*≧▽≦*）♬✧
特に、目玉の「海鮮丼」が超絶美味しかったです！！！♡✧
自分は今回、１泊朝食付きプランだったので別料金は発生しませんでしたが･･･
素泊まりで予約したうえで、突然お腹が空いてしまったりしたら･･･大人1,800円でいただく
ことができるとのことです。
※ 現在は食数制限があるかも知れませんので、朝食付プランをお勧めします。
朝食バイキングは「新しい生活様式」になっていて、お料理が取り分けられて
各皿ごとにラップがかけられています！！！✧
かけられていない茶碗蒸しにはフタがあり、味噌汁はマスクをしたスタッフさんが
その都度注いでくださるので安心です（＾ω＾）
※ この他に感染防止対策として･･･オーダーバイキングや、スタッフさんがワゴンを
引いて巡回し、料理を分配するといった方法もあると思います＾＾
各自でラップを外します＾＾どの料理も美味しくて数回取りに行きました（＾＾;;;
そして･･･朝食のメイン「海鮮丼」✧ 大好物のイクラをはじめ超絶美味しかった！！！✧
当分の間は･･･都民は都外へ出ない方が良いと思われますので･･･
また近いうちリピートしたいと思いました♬✧＾＾
❖ 追記; 素晴らしい黒湯が恋しくなり、７月下旬に再訪・９月上旬に再々訪し、
さらに恋しくなり･･･2021年１月５日に再々々訪いたしました♨♨♨✧✧✧
東京都台東区浅草 2-7-20
TEL; 03-5830-0510
宿泊; １泊素泊まり（2名1室）ダブル ＠ 3,500円位～
クイーン ＠ 5,000円位～
ツイン ＠ 8,000円位～
（1名1室） シングル ＠ 5,000円位～
ダブル ＠ 5,500円位～
クイーン ＠ 9,500円位～
ツイン ＠ 10,000円位～
朝食（バイキング）別料金；1,800円 （朝食付きプランもあり：+素泊まり料金位）
※ 現在は食数制限があるかも知れませんので、朝食付プランをお勧めします
in; 15:00 out; 11:00（プランによって異なります）
交通; つくばエクスプレス 浅草駅 A１出口～徒歩約４分
東京メトロ銀座線 浅草駅 １番出口～徒歩約８分
都営浅草線 浅草駅 A４出口～徒歩約10分
東武鉄道 浅草駅 北改札口～徒歩約10分
＊撮影日; 2020年6月23～24日＊
次回は、このあと訪れた「浅草寺」に続きます。
↓↓から普通に予約するだけで「Go To トラベル割」が自動的に計算されるので非常に楽ラクです✧
❖ 天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草さんの１人宿泊プランは↓↓からご予約可能です♬ ❖
