今回は、昨年10月~やっと不公平感満載のGoToトラベルが東京都民にも解禁されたので・・・
あまり遠出は出来ませんが、隣県ということと・・・常日頃から気になっていた、じつはまだ不覚にも
未湯だった箱根塔ノ沢温泉を堪能出来る、鶴井の宿 紫雲荘(かくいのやど しうんそう)さんの、
「じゃらん・東京都民限定割引クーポン」という、当時は(今も)嫌われ者の東京都民にとっては
涙が出るほど超絶嬉し過ぎるプランがあったうえ、1人泊「温泉宿でテレワークプラン」(←現在設定なし)を見つけてしまいましたので・・・・・・
こんな悪情勢の中で頑張って営業されている温泉宿を少しでも応援したいということと・・・
温泉旅をはじめとする旅行系ブログを、かれこれ10年間以上運営管理している自称・「温泉一人旅愛好家」の名にかけて・・・このような不穏なご時世の中で、今後どのようにしたら安全安心で気持ちの
良い、素晴らしい旅行が楽しめ可能であるか・・・???
・・・という迷題?を頭の中にグルグルと掲げながら、他の国では決して体験出来ない素晴らしい日本の
温泉宿が廃れることがあってはならないと思い、暗闇の中を手探りしながら進んでいく感じで
行ってまいりました。
余談ですが、昨年11月から突然しれっと中韓を中心としたビジネス関係者などの入国緩和を、愚鈍な
政府がしてしまうという大失態、ザル過ぎる水際対策のせいで・・・それまでは、いくら国内にてGoToトラベルを実施していようが、飲食店が今のように時短営業をしていなかろうが感染者の激増は何とか
見られなかったのに・・・・・・
国際空港のある都市を中心に急に激増し始め、しいてはGoToトラベルまで停止せざるを得ないほどに
大激増してしまい、今なお全国の宿泊施設・観光業者の方々が酷過ぎるほど犠牲になっています。
しかし2度目の緊急事態宣言をしたおかげで、やっと世論に押されるような形で「重~~い腰を上げる
ように」入国制限が渋々強化されましたが・・・
それでも愚鈍な政府は、物凄~く渋りまくっていたので、昨年末の宣言後に一旦強化はしましたが
なんと!!!!! 何に忖度しているんだか分かりませんか・・・
年明けに即刻また緩和してしまうという超絶愚策無能ぶりでした(怒)
そして大激増したので世論に押される形で、やっと約1ヶ月間後に施行したという愚策ぶりでした。
そのおかげか下げ止まり状態にまで何とか落ち着いてきたことから、まぁ何とか意味はあったことと
思います。
なので・・・政府の超絶愚策のせいで、いきなり犠牲になってしまった全国の宿泊施設・観光業者方々の
ためにも、少しでも早く状況を落ち着かせて、GoToトラベルを早く再開すべきと思われます。
しかし・・・緊急事態宣言解除~その再開と共に、再び入国制限緩和をすれば再び即刻、また元の木阿弥と
なると大いに考えられますので、今後1年位は落ち着くまでは外国人を極力入国させず、長い目でみると
オリンピックも中止が望ましいです。
目先の経済効果に拘り、これ以上多くの日本人の生命と生活が脅かされる、そんなことを平気でやって
のける日本政府にはもはや憤りを通り越して絶望感しかありません。
もうこれ以上、日本人が犠牲になることは許されてはなりません。
さて、本題に戻ります。
鶴井の宿 紫雲荘さんは、箱根登山鉄道・箱根湯本駅から路線バスで約5分、徒歩でも約15分ほどの場所に位置する、歴史ある塔ノ沢温泉街に建つ、和室 20室・和洋室 2室・全22室の、こじんまりとした
老舗の温泉旅館です。
塔ノ沢温泉は、古くは箱根七湯の一湯でしたが、現在では箱根十七湯にも及んでおり、勿論そのうちの
一湯です。
※ 箱根七湯; 箱根湯本・塔ノ沢・宮ノ下・堂ヶ島・底倉・姥子・芦ノ湯(温泉)
※ 箱根十七湯; 箱根湯本・塔ノ沢・大平台・宮ノ下・堂ヶ島・底倉・木賀・小涌谷・強羅・
宮城野・仙石原・二ノ平・湯の花沢・芦ノ湯・姥子・蛸川・芦ノ湖(温泉)
(太字は入湯済み)
このお宿は、箱根・塔ノ沢から箱根湯本方面に連なる四千坪もの敷地の中にあり、「塔ノ沢の名所」と
して知られる大岩「勝驪山(しょうりざん)」が目印です。
広大な敷地内には、清流「早川」に架かるつり橋「鶴翁橋」をはじめ、孟宗竹が茂る「竹林の小径」
(ちくりんのこみち)などを散策でき、マイナスイオンたっぷりの森林浴を楽しむことができます。
建物全体は年季が入っていてレトロ感がありますが、部分的に改装されている部屋も多々あるので、
快適な滞在も可能です。
また、お子様連れの方々に嬉しい便利なグッズが揃っていて無料貸出しのある安心なお宿(赤ちゃん連れ・マタニティフレンドリー)とのことなので、子育てに疲弊されたお母さん方を精神的にも肉体的にも癒してくれることでしょう。
お宿名の「鶴井の宿」とは、一代で大倉財閥という巨大財閥を築かれた男爵・大倉喜八郎氏の元別邸跡地に建てられたことから、別称「大倉鶴彦」にちなみ名付けられたとのことです。
(帝国ホテル・帝国劇場などの創立者でもあります)
B1階・男爵の湯の脱衣室内に掲示されている男爵・大倉喜八郎氏について
翌朝の帰り際に、最寄バス停「上塔ノ沢」から全景を☆
最寄バス停からは、お向かいに位置する歴史ある温泉宿の建物も見えます^^
「早川」に架かるつり橋「鶴翁橋」の上から建物方向を☆
趣きのあるつり橋「鶴翁橋」を渡ったところにある貸切露天風呂「観山の湯」前から☆
「鶴翁橋」付近には柚子がたわわに実っていました(^ω^)
目印である「塔ノ沢の名所」として知られる大岩「勝驪山(しょうりざん)」に玄関が!!
大岩「勝驪山」の一枚岩をくりぬいた涼しいトンネルをロビーまで歩いて行きます~~♬
フロント横あたりから広々としたロビーを☆
フロント前から大浴場方向を☆
大浴場横にはラウンジ「みやび」があり、湯上がりドリンクサービスがあります♬
ロビーから出たところにはお洒落なテラスがあります✧
ウッディな造りの爽快なテラスからは早川の清流とつり橋「鶴翁橋」が望めます✧
竹筒製のグラスには湯上がり1杯無料のビールが入っています♡^^
4月上旬〜10月初旬期間限定で、テラスでの朝食へ無料アップグレードが
可能とのことです(1日2組限定:要予約; tel.0460-85-8511)
早川の清流を眺めながら&せせらぎを聴きながらの朝食はさぞかし爽快でしょう・・・
このテラスの左側通路~「鶴翁橋」~貸切露天風呂「観山の湯」へ通じています
テラスからガラス窓越しに広々としたロビーを☆
こうして見ると・・・テラスは「早川」のすぐ横に位置していることが分かります
「鶴翁橋」の手前から☆「早川」は上流部に硫黄泉の温泉宿が多いので↑↑の水色です♨
しかし・・・上流部で白濁色はあるけど↑↑の綺麗な青濁色の温泉には出逢ったことがない記憶が・・・?
これからは宿泊部屋です^^お世話になった最上階のEV横「桜の間」✿
左側には長い廊下が続き立派なレリーフがあります!!
格子戸の奥に扉があり風情があります^^
入口からすぐの所に洗面台があります^^アメニティーも豊富です♬✧
洗面台の左側にはユニットバス&ミニ洗面台&トイレがありますが・・・
とっても立派で良質の温泉を堪能出来る大浴場&露天風呂・貸切風呂を
思う存分満喫したので、とうとうバスには1度も入りませんでした~~
赤ちゃん連れの方には重宝するかもしれません^^
1人泊にちょうど良い広さの和室です✧^^
障子を開けると緑が見え、窓を開けると「早川」のせせらぎが聴こえてきて爽快です✧
とっても嬉しい朝夕部屋食なので風呂以外は↑↑に入り浸ってました(^ω^)
部屋のバルコニーから見た「早川」に架かるつり橋「鶴翁橋」✧
バルコニー(テラス)には白亜のテーブル&イスがあり寛げます(^ω^)
すぐ横には青みを帯びた綺麗な色の「早川」がサラサラと流れています~~
この日は気候にも恵まれていたので飽きるまで↑↑に居座ってました(≧▽≦)
就寝前にフカフカの布団の中から☆
今回、この温泉宿に「新しい旅行形式」を求めて訪れてみて分かったことですが・・・
訪問人数は、身内限定で1~3・4名位が最も安心安全な旅を堪能できること、極力他人との接触を
避けて部屋食(ルームサービス)や、テイクアウトなど非接触型の食事形式が最も望ましいこと、
お風呂は貸切風呂や、出来る限り部屋の中にあることで(難易度の高い大浴場なら混雑を避けて
「密状態」を極力避けることがベストで、お宿側が何かしら制限をかけることが最良と思われますが・・・
そのような配慮がされていなければ、宿泊客側が自発的に避けるなど・・・)これからは、より安心安全で
快適な旅を楽しめるのではないかと思いました。
* 撮影日; 2020年10月21~22日*
次回は、温泉・食事編に続きます。
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