前回の続きです。
小刻みにヘアピンカーブが続く八丈一周道路(都道215号線)南東側の通称「登龍(のぼりょう)道路」を
やっと下りきると平坦地になり「八丈富士」方面に数分走らせると、右側に紺碧の海が見えてきます。
そこには、八丈島空港と並ぶ八丈島の大動脈・底土(そこど)港があります。
2014年7月12日には『新船客待合所』がオープンしました!!
自分は11月12日~2泊3日で訪れた時、底土港の目の前に位置するリゾートシーピロスさん(←コチラの記事は後日に・・・)には、1泊お世話になりましたので・・・
朝食を終えてから底土海岸まで散歩に行った際、朝日に映える海と、ちょうど9時頃に竹芝桟橋から
出航した「橘丸」が着岸していたところを見ることができてラッキーでした!!✧
底土海岸~底土港までは歩いて数分ですが・・・朝食バイキングで
食べ過ぎて歩きたくなかったので結局、行けず・・・遠目のみで(- -;;;
底土海岸から見た「橘丸」✧
底土海岸から見た「橘丸」 背後には急峻な「三原山」の東海岸が見られます!!
「橘丸」とは、東海汽船大型客船スーパーエコシップで、平成25年11月に進水式を迎え、
平成26年6月27日に就航しました。
ディーゼル主機関1基1軸+電動駆動プロペラの「ハイブリッド方式」によって低燃費・低振動・
低騒音を実現しました。
「電子制御燃料噴射装置」搭載で、排気ガスの中の二酸化炭素・窒素酸化物を減少することが
でき、「排ガスエコノマイザ」を装備してます。
全長118m・約5,700トン・旅客定員は約1,000名です。
※以上、東海汽船HPより※
この雄姿を見て・・・飛行機も至極ラクでいいけど今度は、1等客室でも予約してからの優雅な?
久々の船旅も悪くは無いかな~・・・なんて思っちゃいました~(^^;;;
底土海岸は、日本では珍しい「黒砂海岸」で「八丈八景」に選ばれています✧
夏期には海水浴場としてかなり賑わいます!!
ここまで漆黒の砂浜は、自分は今まで見たことがありませんでした!!!✧
こちらは「橘丸」が居ない時の、夕方の底土海岸(10/8)
東海岸↑↑の底土海岸~西海岸の八重根港まで、北麓の「永郷地区」経由で
「八丈富士(西山)」周辺をグルッと回って行きます♬
底土海岸前の八丈一周道路(都道215線)
紺碧の太平洋の彼方にタンカー?が浮かんでいます^^
トロピカルな海岸沿いを走って行きます~~
島焼酎「鬼ごろし」(←とっても美味しいですよ~^^)の碑
巨大廃墟と化してしまった、まるでお城のような某大型リゾートホテル(- -;;)
次なる目的地・「八丈富士」北麓にある、大越アロエ園に行く途中・・・
自分がド貧乏学生時にゼミで初めて上陸した時、気さくな民宿の女将さんに
「あのホテルは敷地の裏手からソッと入れるから、無料で皆でプールに入れるよ~(笑)」と
教えていただき、あまりのユルさにビックリしつつも・・・私学とは違って皆ド貧乏ゆえ
お言葉に甘えまくってしまい・・・
滞在中は、ほとんど毎日のように広大な立派なプールで楽しませていただきました<m(_ _*)m>✧
(あ・・・ランチはたしか1,000円以内の設定でしたので毎度、ホテル内のオシャレなレストランで
シッカリお金払ってプチ贅沢いたしました♬✧^^)
ず~っと憧れてた↑↑写真の、まるでお城のような某大型リゾートホテル(←とうとう一度も宿泊出来ず
現在は廃墟と化してます・・・><;;)があるので、その前を虚しく通過して行き・・・
東海岸もう一ヶ所の港・神湊港(←漁港)の前を過ぎてから、八丈一周道路に入ります。
しばらくすると、10月7日~1泊お世話になった、これまた自分がド貧乏学生時代から憧れていた
老舗リゾートホテル・八丈シーパークリゾートさんがあります。
(コチラの記事も後日に^^;;)
そして「永郷地区」に入ると、大越アロエ園・大越鼻灯台が見えてきます。
大越鼻灯台は、1961(昭和36)年4月15日に初点灯したとのことです。
「永郷地区」にある大越園地の展望台(1階部分は水洗トイレです^^)
この横にある駐車場に停めます~~
伊豆七島の特産野菜・明日葉も自生しています^^
展望台からは白亜の大越鼻灯台が一望できます✧^^
「八丈小島」も一望できます✧^^
「 八丈一周道路」沿いにある石垣は「永郷小学校」当時のまま
とのことで・・・この上に大越アロエ園があります^^
急坂を登って行くと咲き始めのアロエの花が出迎えてくれました❁
咲き始めたアロエのお花越しに「八丈小島」が見えます(*≧▽≦*)!!
大越鼻灯台の白亜の頭だけ見えます(笑)
「八丈富士」の山腹に広がる、かなり広いアロエ園です!!
葉先を切った形跡が・・・傷口に塗布したり、美肌効果もあり化粧水などに利用します✧
アロエのお花は咲き始めの時期でした✿
「八丈富士」の山頂を見上げてみました・・・此処は山腹の傾斜地に
造られていることが分かります!!
さらに「八丈富士」沿いをグルッと、西海岸の大潟浦園地に向かいます。
道路沿いのフェニックス・ロベレニー&ハイビスカスの街路樹✿
「八丈富士」北麓の「永郷地区」には人家がまばらに点在しています
八丈一周道路の途中「八丈小島」&ヤシの木の絶景が(*≧▽≦*)!!!
以前はありませんでしたが最近になって植えられた感じで、実に絵になります♬✧
八丈一周道路(都道215号線)を抜けて右折すると海沿いの道路に出ます!!
大潟浦園地から見た「八丈小島」
このあたりはダイビングスポットとして、その道の方々には有名です^^
溶岩で出来た階段にはイソギクの葉っぱが・・・何て逞しいこと!!!✧
玄武岩質の溶岩と逢坂橋~大坂トンネルが一望できます✧
そのあと、少し車を走らせると、八丈島を代表する西海岸の雄大な風景・南原千畳敷海岸に到着します。
これは「八丈富士」が噴火した際に流れ出た溶岩が、海に流れ出て出来た溶岩台地です。
長さ約500m・幅約100mの範囲に、玄武岩質のゴツゴツ・黒々とした岩が広がってます。
「八丈富士」周辺には、このような「パホイホイ溶岩」がよく見られます。
★「パホイホイ溶岩」とは・・・
溶岩流の中でも粘性の低い高温溶岩表面が、冷却により固まった表面が滑らかな溶岩流で、
表面には「縄状」や「袋状」・「舌状」の構造(模様)が見られます。
広大な玄武岩質の溶岩台地です!!!
振り返ると「八丈富士」が!!・・・ココからの容姿は微妙かも・・・(^^;
「八丈小島」が見えます✧^^ 曇っていると玄武岩の漆黒が映えます✧
陽が照ってくると玄武岩の色は美しい漆黒ではなくなり・・・いまひとつ臨場感に欠けます・・・
かなり歳月が経ってますが、噴火時に出来た溶岩流の形跡が鮮明にリアルに残ってます!!
八丈ブルーの海と漆黒の玄武岩質の溶岩のコラボは不思議な感じ(✧∀✧)
そして、南原千畳敷海岸の付近には、メットウ井戸もあります。
西海岸にある八重根港は、悪天候時の時化などで東海岸にある底土港に大型客船などが発着不可能時に
出来る港です。
また、釣りのメッカでもあるそうです!!
港付近の海は、砂浜はありませんが夏季限定で天然の「タイドプール」として開放されるようです。
夕刻の八重根港
八重根港入口からも「八丈小島」が見えます✧
夏期は↑↑も八重根港も「タイドプール」として海水浴場になるようです^^
八重根港から見た僅かな夕陽と「八丈小島」✧
* 撮影日;2014年11月7~8日・11月13日 *
次回は「八丈富士」のド真ん中に行きます。
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