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大地の芸術祭(新潟 越後妻有)⑰ まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」Ⅳ 建物2階の作品など【番外編】

 
前回の続きです。
まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」の2階テラスにある鑑賞スペースから建物内に入り、先程「松代城」までの送迎シャトルバスにバッタリ出会わなかったら、最速で鑑賞していたはずの、2階に展示されている作品たちが逆に最後となりました。
 
まずは、2階部分の広域を占めている秀逸な作品の数々です。
以下の作品は、前記事の手をたずさえる塔手をたずさえる船と同じく、イリヤ&エミリア・カバコフ旧ソビエト連邦(ウクライナ)現在はアメリカご在住の作家さんのもので・・・
「作品名: プロジェクト宮殿2021年  作品番号: D363)<上3画像>~天使のように背中に大きな羽が生えている「自分をより良くする方法」(2021年  作品番号: D380)です。
こちらは、火・水曜以外の通年公開されているとのことです。
 
 

         

         

          

                以上の3作品は広い展示スペースにあります

 

                                                                                              後者作品(D380)↑↓は別室にあります

         

           ↑↑は「プロジェクト宮殿」のプロジェクトの1つを独立した
           インスタレーションに発展させた作品とのことです

 

               「作品名: アーティストの図書館」(2021年  作品番号: D364)もイリヤ&エミリア・カバコフの作品

 

                                 「作品名: 10のアルバム 迷宮」(2021年  作品番号: D362も同じ作家さんの作品!! 

 

    

    旧ソ連時代の1970年〜74年にかけて制作された、10人の夢想家を主人公とする物語と
    絵画が描かれたアルバムを、まるで迷宮のような形状の台座の上に置き、鑑賞者を
    物語の世界に引き込む仕掛けにしている作品です!!

 

         

 次は「作品名: 火の周り、砂漠の中」(ファブリス・イベール氏/フランス 2003年  作品番号: D057)

      建物の中央に位置する星が瞬く里山の夜空のような空間に、囲炉裏(中央)を
      模ったものが置かれています1001個の穴はアラビアンナイトの物語「千夜一夜」からで
      作品タイトルも米国のイラク攻撃に言及しているそうで、同じ地球上の違う場所で
      同時期に起こっていること、此処で生きていることの意味を考えさせられます・・・

 

                   2階奥の「作品名: 関係-黒板の教室(教育空間)」(河口龍夫氏/日本 2003年  作品番号: D058)

 

                                    教室全体が黒板の素材で作られている部屋の大きな窓からは新緑が眺められます✧

 

                             ↑↑はトイレですが廊下~入って来た入口が出る時には分からない仕掛けになっています!!

 

まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」(2003年 作品番号; D053)
新潟県十日町市松代 3743-1 
 
営業時間; 10:00~17:00(4/29~11/13は~18:00まで)
料金; まつだい「農舞台」フィールドミュージアム券 1,200円
    または、作品鑑賞パスポートを購入
公開期間; GW期間毎日・5/9(月)~11/13(日)の火水曜日以外 
交通(公共交通機関); 北越急行ほくほく線  まつだい駅徒歩約6分
 
 
    
    
次回は、このあと訪れた作品に続きます。

 

 

                           *撮影日; 2022年5月下旬*