前回の続きです。
JR平岩駅から再びJR糸魚川方面に引き返す形で、来た時とちょうど同じ車両の列車で約35分間ほど
揺られ、JR糸魚川駅の1つ手前の、JR姫川駅で降車しました。
(前回の「姫川温泉」は↑の「JR姫川駅」ではなく「JR平岩駅」が最寄です・・・何だか、かなり
ややこしいのですが・・・)
徒歩で約1~2分ほどのところに、この旅最後の目的地・フォッサマグナ糸魚川温泉 ひすいの湯さんがあります。
そして・・・この温泉は、やっとやっと・・・
自分の念願の、記念すべき「400湯目達成!!!」の温泉となったのでしたヽ(*≧▽≦*)ノ
この施設の源泉は、本州を大縦断する巨大な断層「フォッサマグナ」の地中から噴出する
高温で良質な温泉です。
「フォッサマグナ」とは、単に「糸魚川-静岡構造線」だけのように説明されていたりしますが・・・
そうではなく、この構造線は「フォッサマグナ」という大地溝帯の【西側の縁】のこととされています。
【東側の縁】は諸説あるので確定しておらず、一般的にもほとんど知られていませんが・・・
新潟県のほぼ中央部~千葉県の中央部を横断する形の「柏崎(新潟県)-千葉構造線」の説が
最も有力とされています。
その【西側の 縁】と【東側の縁】の間に出来た巨大な断層(明瞭な地質学的な溝)が
「フォッサマグナ」とされています。
地球の地表を覆っているプレートテクトニクス的には「北アメリカプレート」(←【東側の縁】より
北東部にある「固い岩盤」)と「ユーラシアプレート」(←有名な【西側の縁】より西南部にある
「固い岩盤」)の境界に当たる場所に出来た、U字型あるいはV字型の巨大な溝のこととされています。
その「フォッサマグナ」の【西側の縁】姫川沿いの地下1000メートルから、約100℃の源泉が
毎分1500リットルも湧出しています。
この施設の敷地内には間欠泉があって、MAX時には大迫力のようですが・・・
自分が行った時には、今ひとつ吹き上げ方が甘い感じでした(;ω;)
また、敷地内には宿泊施設・ホテル國富アネックスさん(←このホテルにも宿泊者専用?の立派な
男女別大浴場アリ)が堂々と建っています。
こちら、フォッサマグナ糸魚川温泉 ひすいの湯さんは日帰り温泉専用の施設です。
外観
敷地内にある高温の観賞用の間欠泉(天然物ではありません・・・)
少しの間、観察していたら・・・次第に低くなって行きました(;ω;)
フォッサマグナ糸魚川温泉 ひすいの湯さんの玄関
向かって右側の靴箱 じつに面倒クサい「100円リターン式」ではありません^^
広々としていて清潔なパウダーコーナー(*^ω^*)
広々としたロッカールーム 中を開けるとハンガーも備わっていて便利です✧^^
広々とした内湯♨^^手前から「高温湯」「バイブラバス」「寝湯」
内湯の「寝湯」での~んびり長湯していたら雨が降り出してました・・・!!
内湯はかなり混みあってましたが・・・
↑↑の岩露天風呂は雨のおかげでガラガラでした~~ヽ(≧▽≦)ノ
向こう側に見えるのは「姫川」の土手です^^
この浴槽も循環濾過式ですが↑↑の湧出口からはおそらく源泉が出ているようです♨✧
泉質; ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 (高張性弱アルカリ性高温泉)
微黄褐色・塩味・石油臭 pH; 7.1
泉温; 97℃
加水・循環濾過(←温度調節のため)掛流し併用・加温ナシ
メタけい酸含有量; 152.4 mg / kg
メタほう酸含有量; 121.8 mg / kg }→両方ともかなり濃度が濃い「美肌の湯」✧
効能; 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじきなどの
一般適応症のほか
慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・やけど・虚弱児童など
記念すべき400湯目制覇の温泉でしたので・・・まだ復路の北陸新幹線の時間まで間があったこともあり・・・
ただ義務的に入湯するだけでなく、思いっきり長湯してしまい(この時に限らず、自分は没頭して
しまうと時間が経つのも忘れてしまう悪いクセが昔からありまして・・・^^;;;)
ふと気が付くと14時半を回っていて、昼食のことをスッカリ忘れてました(- -;;;
食事処と休憩処 昼食にラーメンでも湯上り時いただこうかと思ってたら・・・
営業時間が終了してしまっていて無理で・・・・・・
とっても親切で感じ良いフロントの女性に提案していただいて売店でカップラーメン
を購入し、お湯をいただいて↑で美味しくいただきました(^^;;;
新潟県糸魚川市大字大野 298-1
TEL; 025-553-2222
営業時間; 10:00~22:00(受付は21:30まで)←最近、変更されたようなので要注意です!
休業日; 年中無休
料金; 大人・1,000円 小学生; 500円
タオル・プール・個室は別料金です
交通; JR姫川駅~徒歩約2分
そして、復路の北陸新幹線の時間に余裕で間に合うような時間発の、ちょうど正面玄関前から
JR糸魚川駅方面への送迎バスのサービスがあることを↑の、とっても親切なフロントの女性が
教えてくださったおかげで、再びJR姫川駅まで歩いて出て一駅だけ乗車しなくても良くなったので、
と~~っても助かりました!!!
そのうえ、JR経由だと北陸新幹線の乗継時間は僅か10分ほどしか無かったので・・・
駅構内に、お土産屋さんが無いことを往路に確認した時点で、今回は何も購入出来ないと諦めましたが、
今回の送迎バスは約40分前に到着したので・・・
北陸新幹線の改札口から、かなり離れた場所(←といっても連絡通路続きですが…)にある
ヒスイ王国館さんまで余裕で行って戻って来れました(*≧∀≦*)
「越後糸魚川のバタバタ茶」↑↑とは・・・地元栽培の「カワラケツメイ」と「お茶の花」と
「糸魚川の天然温泉塩」を使用した、杜仲茶に少々ウコンを足したような、ほんのり塩味の効いた
お茶です^^
しかし↑↑を飲むに当たって・・・まず最初に1・2口ほど飲んだあと、キャップをシッカリと閉めて
10回ほど強く振って泡を立ててから、味わい深くなったお茶を楽しむ・・・という、かなり隣席などに
迷惑な感じでしたので・・・(復路の新幹線は、ほぼ満席状態で静まり返ってました~~)
騒音を立てずに少~~しだけ振って、少~~しだけ飲んで即、終了いたしました(・;ω;・)
おかげで駅弁も購入出来ました!!!ところが・・・
車中で↑の「バタバタ茶」と共に、いただこうとしましたが・・・
↑↑の通り、無理でしたので「まぁいっか~・・・(;ω;)」と思ったと同時に即、熟睡してしまい・・・
ふと気付いたら埼玉県の大宮駅を過ぎてたようでしたので・・・
結局、ウチまで持ち帰って、ゆ~っくりと美味しくいただきました(^^;;;;;
糸魚川名物の駅弁「根知谷笹すし」 カラフルで楽しくいただけます(≧▽≦*)
糸魚川名物「ささもち」も 黒大豆入りでとっても美味しいです✧^^
復路の北陸新幹線に乗車する前に来た対向車線の「はくたか号」^^
お見送りして満足してしまい・・・自分が乗車する車両を撮り忘れました(;ω;)
終点・東京駅で一番最後に降りる前に全景ゲット出来ました(≧▽≦*)ノ
* 撮影日; 2015年6月19日 *