前回の続きです。
今回は、八丈島空港のお隣・島のほぼ中央部に位置する、八丈植物公園です。
この植物公園は、昭和32年に国および八丈町から約7haの用地を借り受け整備が開始され、
昭和37年8月29日に約9haが開園されました。
そして平成10年度には22.4haにまで拡張されています。
また、現在も植物公園の一部は国有地の無償貸付を受けています。
園内は、熱帯・亜熱帯性植物を中心として「ハイビスカス」「ブーゲンビレア」などの花や
多くの野鳥が存在し、園路は赤い火山砂利が敷き詰められ、南国ムード豊かな公園となっています。
(赤砂利とは・・・園内の歩道に敷かれている赤い小石は、かつて八丈富士ができる過程で盛んに
噴出された火山礫の一種で「スコリア」といわれています。
赤くなっているのは高温で参加したためです。) ※ 以上、八丈植物公園HPより
正面入口 真正面には「西山・八丈富士」の雄姿が見えます✧^^
もう少し近づくと・・・玄武岩で造られた↑↑八丈島のミニチュアが~♬
正面入口~温室に向かう途中には「西山・八丈富士」を模った築山もあります^^
正面入口から近い大きな温室の中には「ハイビスカス」や「ブーゲンビリア」などの花木類、「トックリヤシ」や「タビビトノキ」のような観葉植物、「パパイヤ」や「マンゴー」などの果樹類など、あわせて100種類以上の植物が展示されています。
運がよければ、「バナナ」や「コーヒーノキ」などの花がご覧いただけるかもしれません。
※以上、八丈植物公園HPより
正面入口から温室へ向かう散策路
途中には「ストレチア」(極楽鳥花)もいます(^ω^)
温室の入口♬
入口のシンボル的存在の大きな「タコノキ」
様々な観葉植物が楽しめ、一番背の高い「タビビトノキ」も見られます✧
島バナナ✧
「キクチレモン」(八丈島固有種の「八丈レモン」)
ブーゲンビレア(オレンジ)綺麗な色の部分は葉の一部です・・・
ブーゲンビレア(ピンクパープル)真ん中の小さな白いのがお花です❀
ブーゲンビレアゾーンは広いです(*≧▽≦*)
ピカイチのショッキングピンクの八重咲きブーゲンビレア(*≧▽≦*)
じつは・・・沖縄でも見たことないのに今回、初めて見ました!!!
こちらも比較的濃いピンクの八重咲きブーゲンビレア(*≧▽≦*)
珍しいクリーム色のハイビスカス✧
また、園内には八丈島お初の方々のための案内所・八丈ビジターセンターがあります。
特に、低山だが頂上付近は非常に風の強い八丈富士登山、複雑な地形の三原山周辺トレッキングなどの
前には安全のため、ぜひ訪れられることをオススメします。
八丈島は、朝は快晴でも突然黒い雲がたちこめてきてスコールが降ったり、強い風が吹き始めたりと
1日の間でも、とにかくお天気が変わりやすく、1年を通して強風や雨の日もスゴく多いので、
そのような日には、この八丈ビジターセンターをはじめ植物園の温室や、次回ご案内する予定の
八丈島歴史民俗資料館が非常に混み合うとのことです。
温室の隣あたりにある八丈ビジターセンター
八丈ビジターセンターを通り過ぎるとまた「西山(八丈富士)」型の築山があります✧
正面に見える山は「東山(三原山)」です^^
芝生が「花形」に刈り取られた広場を通過します~~♬
熱帯植物で観葉植物にもなる「オオタニワタリ」(若芽は食用になります✧) も見られます♬
また、園内「園地ゾーン」で飼育されている「キョン」は「がきデカ」という漫画(自分は未だに
読んだことがないので分からないのですが・・・^^;;)で「八丈島のきょん!」というギャグが
あるらしく、そこから有名になったとのことです(笑)
しかし・・・この「キョン」、1967年に我が東京・井の頭自然植物公園(←自宅から比較的近いのですが・・・未だに訪れたことがありません^^;;;)から来島した、オス・メス
2種を
飼育したのが始まりとのことで、かなりビックリしました!!!
檻に近づくと・・・こっちに来てくれました(*^ω^*)
エサをあげてもいないのに、とっても人懐っこくて可愛い~(*≧▽≦*)
この日の最終便に搭乗しなければ・・・そろそろ可愛いキョンちゃんにお別れします(;ω;)
「ガジュマル」の横を通ってレンタカーを停めてある正面入口に向かいます~~
観用植物「モンステラ」さんも露地で生き生きとしています(*≧∀≦*)
「和風庭園ゾーン」を抜けて最終便に乗るために急ぎます~~(^^;;;
八丈植物公園
八丈ビジターセンター
〒100-1401 東京都八丈島八丈町大賀郷 2843
TEL; 04996-2-4811
開園時間; 通年開園
ビジターセンターの開館は9:00〜16:45
温室の開館は9:00〜16:30
休園日; 年中無休
入園料; 無料
駐車場アリ
交通; 八丈島空港~車約5分・徒歩約20分
底土港~車約15分・徒歩約45分
八重根港~車約10分・徒歩約30分
* 撮影日; 2014年11月14日 *
次回以降は、島内をぐるっと反時計回りに周遊していきますので・・・
「八丈島歴史民俗資料館」に続きます。