前回の続きです。
豊後高田市中西部に位置する、豊後高田市営「くにさき六郷温泉」のひとつ・花いろ温泉さんを
出発して、先程来た方向とは逆方向へ左折して･･･すぐまた右折して、県道29号線に出ました。
そして、ひたすら道なりに走ると県道548号線に入り、さらに約５kmほど走ると･･･
県道654号線に入るための市道？に出合い、左折して走って行きました。
そして、県道654号線に右折して入って「←夷」標識のあるY字路まで走り、そのまま走って行くと
そのまま県道653号線（←かなり狭小でグネグネした山道＞＜;;;）に入りました。
まるで林道のような狭くて暗い道路にビビリながらも･･･対向車が来ないよう切に願いながら･･･
やっと！！！ 普通に走れる良い道路と変わってホッとして･･･
やがて右側に、六所神社～実相院～霊仙寺さんの順に見えてきたらすぐに、鋭角状に左折して道幅の
広い（２車線）市道？を道なりに走って行くと、この日２湯目（になるはずだった）豊後高田市中東部に
位置する、市営「くにさき六郷温泉」のひとつでもある、秘湯ムード満載の、夷谷(えびすだに)温泉
さんに、や～～っと辿り着きました～～～（；▽；）！！！
ところが！！！ 軽自動車で数ｍほど前を走っていた地元の方とおぼしき70代位の男性が、車を
停めて降りるやいなや即！！！
車に戻られたので（自分たち以外の車は全くありませんでした･･･）？？？って思い
めーーーっちゃイヤな予感がしたけど･･･一応、車から降りて見に行くと･･････
通常ならば、この日は営業中のはずなのに･･･設備の不具合とのことで･･･
なんと･･･臨時休業でした･･････（ ▽||||||||||||（；ω；）
あ’’～～～～～！！！！！！
あの山道狭小クソ道路を苦労して運転して来たのが水の泡となってしまったのか～～～･････････
しばらくの間、呆然としておりましたが･････････もう仕方ないので、次回以降のリベンジを誓って
さっさと退散いたしました･･･（；△；）
さて、この浮いた時間はどうしよう･･･！？って思うと同時に！！！✧
かねてからズ～ッと気になっていた、県道653号線沿いの寺院・神社巡りを思いつきました✧＾＾
看板は「定休日」？･･･よ～く見ると右下に設備不具合のため臨時休業と書かれた張り紙が！！
臨時休業の失意の中･･･帰路の↑↑癒しの風景に和んだので思わず途中停車して☆（＾＾;;;
今回の相方も寂しそう･･･って思っているとバックに魅力的な台形の山が！！✧＾＾
気を取り直して、再び鋭角状に右折して県道653号線に戻り･･･････ゆる～い坂を数分上って行くと、
左側に六所神社さんの駐車場らしきスペースが見えたので、すかさず駐車させていただき･･･
まずは参拝してから「御朱印」をいただこうとすると･･･神主さん不在のため無理でした･･････
（ショックのため写真を撮るのも忘れました･･･；ω；）
まぁ、立ち直りはめっちゃ早い方なので･･･
その隣に建つ、夷山 実相院さんに参拝させていただこうとちょうど12時過ぎのお昼時だったので、
ご迷惑かと思いつつ･･･庫裡の戸をたたいて、ご住職さんをお呼び立てしてみると･･･
すぐに出て来てくださって「御朱印」もいただけました！！！✧＾＾
とっても感じ良く明るくて紳士的なご住職さんは、意外な訪問者に最初は驚かれていたのですが
寺院についての詳細パンフレットをくださって、少々説明してくださいました（＾ω＾）
このパンフレットによると･･･このあたりは「香々地(かかぢ)町」という地名で「近郊のご案内」という
項目では以下のような説明書きがありました。
仏の里と言われるほど仏教遺跡の多い国東半島。
その北方に位置し山海の豊かな自然に恵まれた香々地町の中心部で海岸線に別れを告げ、県道を
７km程度奥に進むと「夷谷国立公園」に到着する。
右が西谷・左が東谷、その中間を中山仙峡と呼ぶ山紫水明、「一路一景公園」から望むそそり立つ
奇岩の眺望は、国東半島随一の絶景と詠われている。
かつての行者道も遊歩道として整備されているが、散策中に、いにしえの修行僧が現れそうな荘厳な
雰囲気を漂わせている。
近郊には夷谷温泉もあり･･･旅人の疲れを癒してくれる。
また、付近一帯には石造文化財が数多く点在し、隠山・鬼ヶ城には奇しき伝説も伝えられている。
※ いただいたパンフレットより ※
駐車場から見た奇岩！！✧ このあたり一帯は、同県「耶馬溪」に似ていることから
「夷耶馬」と呼ばれているとのこと･･･以前訪れた「深耶馬渓」を思い出しました！！！
兄弟割石(わりいし)の伝説もあるようです！！
以前訪れた「深耶馬渓 烏帽子岩温泉・えぼしや」さんを懐かしく思い出しました✧＾＾
夷山 実相院さんは、九州三十六不動尊霊場 第五番札所・国東六郷満山霊場 第二十一番札所の
由緒ある寺院です。
縁起は、奈良時代の初期に、仁聞菩薩によって開基された六郷満山の末寺で、はじめは実相坊と
呼ばれていたが正保の頃、実相院と改称され、現在に至っているとのことです。
夷谷国立公園の中心に位置し、奇岩のそそり立つ風光明媚な中山仙峡を眼前に望む風景に心和み、
近年は峰入り寒行、護摩祈祷を中心に「実りの寺・実相院」を志し修行に励んでいる･･･
とのことです。
※ こちらも、いただいたパンフレットより ※
立派な山門✧
ただ･･･↑↑を撮影しているすぐ隣が水田のため、離れて全景を撮ることが出来ず残念･･･
本堂の縁側（廊下）から入り、左側のガラス戸を開けて参拝させていただきました(_人_)
参拝後、本堂の縁側（廊下）から見た、とっても趣き深い山門と庭園✧
六郷満山天台宗 夷山 実相院
大分県豊後高田市夷 1029
TEL; 0978-54-3728
交通; JR宇佐駅～車約40分
大分空港～車約60分
竹田津港～車約15分
そして次は･･･隣接している、夷山 霊仙寺さんに移動いたしました。
こちらも、ちょうど12時半位だったので･･･お昼時で申し訳ないかな･･･って思いつつ、庫裡の戸を
たたいて数回お声掛けしましたが、どなたも一向に出てくる気配がありませんが開いていたので
入らせていただき（「御朱印」ご希望の方は呼び出してください）と案内書きがあったので）TVの音が
する方へ行ってみると･･･想像もしていなかった、まだ学生さんと思われる若い女性が出て来て
「ちょっとお待ちください＾＾」って仰ると･･･
奥に行き「じーじ～！？」 って、ご住職さんを呼んで来てくださいました！！！✧
本当に申し訳なかったのですが･･･昼食中のようでした･･･(_ _;;;;;)･･･
ご住職さんは、とっても感じ良く明るい親しみやすいお人柄で、この寺院のことや、この界隈の夷耶馬や
目ぼしい観光地のこと、先程のお孫さんは来年度には、ご兄弟のいる東京の大学に進学してしまうので
淋しくなるなぁ･･･などなど、かれこれ約20分位お話ししてくださいました♬＾＾
何よりビックリしたことは･･･どう見ても60代位にしかお見受け出来なかったのですが･･･
そのじつなんと！！ 80歳を超えられていたことでした･･･！！！
いつまでも、お元気で長生きされて素晴らしいお寺を守っていただきたいなぁと、切に願いました。
とっても立派な山門（✧∀✧）
庫裡の縁側から見た本堂
めっちゃ綺麗なお花がギッシリと植えられていました❁❁❁
参拝後、本堂の縁側（廊下）から見た超絶立派な山門と庭園ある石灯籠✧
この寺院の縁起ですが･･･いただいたパンフレットに記載されている内容を、そのまま写させて
いただきました。
･･･夷渓は夷耶馬ともいわれ、瀬戸内海国立公園の一部にもなっている景勝地で、
その奇岩、秀峰は山岳仏教の良い修行場となった。
この渓谷にはさまれて霊仙寺がある。
六郷満山末山本寺で本尊は、はじめ千手観音であったが、後に不動明王と阿弥陀如来となり
再び千手観音に改めた。
最盛期には十二坊を有し、広く香々地荘全域の信仰を集めるほどであった。
境内の地蔵尊は国東半島では最大の一石一体の仏像として有名。
本堂裏山の十六羅漢さまたちも名工の作であることがうかがえる。
境内には貴重な石造文化財が並んでおり、山門・梵鐘等も由緒深きものがある。
また、隣接（２軒隣）の六所神社は住時当山の奥の院であり、講堂だったとのこと。
実は･･･今回は、この日の最終時に訪れる予定だった、某所のタイムリミットの関係で･･･
完全に時間切れで、境内に並ぶ貴重な石造文化財たちを拝観できませんでしたので･･･
次回以降で、もう少し時間に余裕がある折に･･･是非、拝観させていただきたいと思いました。
そして、いくつになっても全く年齢を感じさせない紳士的な素晴らしいご住職さんに再会させて
いただきたくも思いました！！！✧
国東半島六郷満山末山本寺
祈願祈祷道場 観音霊場 夷山 霊仙寺
大分県豊後高田市夷
TEL; 0978-54-2723
交通; JR宇佐駅～車約40分
大分空港～車約60分
竹田津港～車約15分
＊撮影日；2019年4月9日 ＊
次回は、この日３湯目の日帰り温泉に続きます。
