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大地の芸術祭(新潟 越後妻有)㉑「レイチェル・カーソンに捧ぐ~4つの小さな物語」「時空」【番外編】

 
前回の続きです。
十日町市松代(まつだい)地区の、県道219号線沿いの桐山集落に、ひっそりと佇む2つの古民家を使用した素晴らしい作品たちを、両方とも超絶ラッキー過ぎる始終貸切状態で思いっきり堪能したあと、再び県道219号線に戻りました。
しかし来た方向とは逆方向の、さらに北上して柏崎方面に向かう形で国道252号線に入るT字路まで山道( 一部極狭でしたが意外と良い道路!)をひたすら走り、十日町方面へ右折して道の駅 瀬替えの郷 せんだまで約15分ほどで行きました。
そこで少し休憩したあと、川西地区のナカゴグリーンパーク内に展開されている作品たちを鑑賞するため、さらに約7分ほど走行しました。
そして広い駐車場に到着すると・・・目の前にギリシャのパルテノン神殿を彷彿とさせるような白亜の美しい作品「作品名: レイチェル・カーソンに捧ぐ~4つの小さな物語」(藤原吉志子氏/日本  2000年  作品番号: K003)が展開されていました。
この作品は、アメリカの生物学者であるレイチェル・カーソン氏の『沈黙の春』以来、人間は何を学んだのかと問いかけているとのことです。
 
 

    

     神殿・鳥男・ロバ・ウサギ・・・4 つの物語を表す登場人物たちは、
     ユーモアとともに痛烈な社会批判をはらんでいるとのこと
 

                                  作品の意味を何も考えないで鑑賞していると神殿の美しさに魅了されてしまいます✧

 

                                             そして・・・逆サイドから快晴の中に映える十日町市街地方向を見ると・・・

 

                            遠くにまだ雪を被った「八海山」が見えます✧ じつはあと数時間後に山麓に向かいます!!

 

                                                                           まるで二宮金次郎氏の銅像のような格好をしたウサギくん^^

 

                                                                                 そしてスーツを着てすました顔のシュールな鳥男!!!

 

 

次に、駐車場を挟んで対岸に佇んでいる作品「作品名: 時空」(斉藤義重氏/日本  2000年  作品番号: K002)が展開されています。
この作品は、20世紀の日本の現代美術シーンを代表する作家さんによるもので、作品には「完成」がなく、進行状態が作品のかたちだと仰ったそうです。
ナカゴグリーンパークのシンボルとなったこの作品は、遺作でもあるとのことです・・・。

  

    

 

 

新潟県十日町市上野甲 2924-28   ナカゴグリーンパーク内

料金; 作品鑑賞パスポートを購入
公開期間; GW期間・5/9(月)~11/13(日)の火・水曜日以外の日中
交通(公共交通機関); JR・北越急行ほくほく線  十日町駅~タクシー約15分
 
 
 
 
次回は、このあと訪れた作品に続きます。

 

 

                           *撮影日; 2022年5月下旬*